非日常だとしても

繁忙期がエンドレスに続いているような毎日で頭がおかしくなりそうだ。誰を助けたいのかわからない政府や自治体の話に辟易する。マスクが2枚配られるのは、これであとは耐えろよ、とでも言いたいのだろうか。

いつ何時何が起こるかわからないから、だからこそ普段めいっぱい遊びたい。いつもそう思っていたけど、今まさにそうだ。

震災のときに出会った、今でも忘れない言葉がある。

「立ちなおる大変さをじかに見れないときのよそみできる夢を描きたい」

自分はとりわけ震災被害をこうむったわけでもない。でもこの言葉はすごく響いた。

 

どうしようもなく過酷な現実を、乗り越えさせるためのそれではなく、少し休んでいきなよ、と寄り添うものがエンターテイメントなんだ、と思ったのだ。

だから。カルチャーは最初に殺せ、苦しいときはみんなで耐えろ、我慢しろ。みんな一緒に耐え忍ぼう。という同調圧力に対しては全力で抵抗する。

自分のように現実から目を背けてこの趣味に没頭している人間がどれだけいるかわからないが、単に我慢しろ、大人になれ、と言って「よそみできる夢を殺すもの」を絶対に許さない。

TRPGのおかげで人生楽しく拓けたから、その恩を忘れずに返したい。

 

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ここのところ毎日聞いている。