諦めんなよ

歯医者に行った。一週間前に歯茎が腫れて痛かったので、合宿明けの有休の平日に予約を取ることができた。

歯茎の腫れに関しては一週間後の今日にはだいぶ収まってたし薬をもらったので、そのうちよくなるだろう。

ただ、その後の口内清掃から雲行きが怪しくなる。衛生士さんの「う〜ん…」という声が聞こえてきた。何しろ、1年くらい検診をサボり、直前の合宿で散々不衛生をかました末の大掃除だ。超音波振動、フロス、歯間ブラシと立て続けに30分くらい口内をお掃除し、うがいする度真っ赤になった。その後の先生の診察により、虫歯がたくさんあることを告げられる。「この部分(歯垢が)取りきれてないですね」と衛生士さんが言ってるのを聞いたので、専門家が30分かけても掃除しきれないものをどうやったら素人が5分弱で掃除しきれるというのだろうか、と軽く絶望した。歯がもう少し使い勝手のいい道具であって欲しいと身勝手にも思う。

口内環境劣悪マンであるとわかってしょんぼりしながら受付で次の日程を考えていたら、入口のドアが突然開いて「諦めんなよ!」と叫ぶ子供の声がした。下校途中の小学生が他の子に叫んでいたらたまたまドアが開いてしまったのだろうけど、受付の人と一緒にびっくりしてしまった。励まし方もいろいろだ。

帰ってきてからお寿司を食べ、お菓子を食べ、コーヒーを飲んだ。この調子なので仕方ないと言えよう。諦めずフロスをしよう。