ちょうどいい加速

ここ2日、家に引き籠もっていた。冬のゲームマーケットに向けての原稿を進めなければならないのを、ずっと後回しにしていた。ちょっとずつ仕事を片付けていくことを練習していなかったせいか、溜め込んでしまう。それでもちょっと前まではご飯をおやつで済ませたり徹夜したり、無理めな勢いで乗り切れることが多かったのだけど、生活習慣の変化があり、それが出来なくなると途端に出力が下がり始めた。程々の出力でなんとかなるように人生を調整してしまった感がある。走り続けるって何事もたいへんだ。

言い訳は御無用とにかくやらねば(ただでさえ一回落としているのに)、と発起して2日間籠もった。「掃除」という名前の音楽プレイリストをかけ、仮初の疾走感で指を走らせることにしたのだがそこそこに集中した。テンションが上がると歌ったり踊ったりしながら考えてしまうのだが、じーっと座してアイデアを待つよりも頭を都度シャッフル出来てよかった。外で音楽聴きながら作業するよりも進んだと思うので判断を褒めたい。それでも必要な作業量の三分の一もいってないことには目を瞑りつつ…。最近のFGОの話が同人誌作りの心構えを説いてきて刺さるものがあった。

昨日は夕飯づくりをサボらせてもらったので、今日はスーパーに買い出しに行って夕飯の準備をした。組み立てた折り畳み自転車にやっと乗った。歩いてる人よりは早い、くらいのちょうどいい加速感であり、急ぐための代物ではないところがいいなと思った。夕飯は蕎麦を茹でて肉を炒めて大根おろしと合わせて食べた。

長かった夏休みもついに終わり、明日からは労働のお出ましだ。仕事のハイペース化、セッションや原稿や合宿の準備が迫りくる8月〜9月前半を乗り切ることができるか。休み中にいろいろやっておけばよかったのに、とならないようにちょうどいい加速感を見出したい。

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自分の中のテンションをあげつつ、気が逸れないギリギリのラインの曲を集めていきたい。