台風は鬼

台風が近づいてくるたびはらはらするようになったのは、TRPGやり始めてからだ。週末にぶつかる度、やり場のない暗い気持ちを覚える。2ヶ月も前から卓の予定立てているのに、5日間程度の直前になってから、こっちの都合を全部ブチ壊しに来る。

TRPGにおけるGMのお仕事のなかでも、一、二を争う難作業が日程および場所調整だと思う。

いまどきTRPGはオンラインでも出来る環境があるのだが、うちのサークルはFtoFで行うオフラインが主で、実際に某所に集まっている。自分も含めて3~4人、多いときは7人くらいまでの日程をコントロールする。正直たいへんだが、ただただとにかく卓をしたいほうが勝つので、普通はしつこく連絡するのも厭わない。

ちなみに仕事ではそんな情熱がないので、連絡するのを大体面倒くさがって後で自分が困る、をよく繰り返す・・・が、それはおいといて。

台風は一生懸命整えてきたものを全部なぎ倒していく。お天気お姉さんに怒ってもしかたない。メンバーに無理やり来い、という言うわけにもいかない。延期なら日程を立て直す連絡をする、と散々。

まさに「賽」の河原(これが言いたかっただけのエントリー)。

基本的に自分は「いつTRPGに飽きられるかわからない」と不安なので、サークルでセッションごとの間隔が開くということ自体を基本的に忌避している(最近はセッションが多すぎて飽きられているのでは?という懸念もあるのだがそれはさておき)。ので、やっぱり台風によって強制的に先送りされるともどかしい。

 

台風一過で気持ちのよい秋晴れが来て、あっと言う間に冬になるんだろうな、と思っている。もう12月の卓の予定も埋まり始めてきた。まだまだ遊び足りないから、台風はぜひ卓の無い日にお願いしたい、と子どものようなことを思う。