差別のこと

パワハラにならないように注意するのが難しい、と言った人が、平気で特定の人を人前で叱ったりするのを見ると、ああ差別って絶対なくならないな、と実感してしまう。その人がきちんと仕事できてないのは同意するけど、だからどんな言い方をしてもいいわけじゃあないと思う
民度がどうとか言って、他の人との「違い」を優位性にすり替えてしまうような、無意識下の差別を克服していくのはとても難しい。
みんな違ってみんないい、と小学校でも言うのだろうが、ムラの異物排除を行うことがいじめだとは、思ってない人もたくさんいる。そんなの理想論だ、という意見もわからないでもない、違いを受け入れようとする方法なんて誰でも具体的な言葉で表し難い。

聖人君子じゃあるまいし、誰だって受け入れられないことはある。それが肌の色の場合もあるのかもしれない。自分の世界にないものがやってきたときに、攻撃することで自分の世界にとりこもうとすることが差別なんだろう。誰もがアレルギーを抱えているようなものだから、「みんな違ってみんないい」よりもっと刺さる言葉が見つかって、今からの子たちが止められたらよいのだけれど。

冷やし中華にマヨネーズと聞いたとき「ありえない」と思ったけどやってみたら美味しかった。そういうことだったらいいのになあ。