夏の終わりの有言実行

夏が終わる。決してしんみりな心地ではなく、仕事の繁忙期がやっと過ぎ去り、解放感にあふれている。緊急事態宣言云々でいわゆるふざけたロスタイムが発生し、8末に終わると思っていた繁忙期が1週間伸びてしまった。8末時点で切り替わる気満々だったのに、それが打ち砕かれてしまって心身ともにしんどいものがあった。

自分よりも若いひとたちと仕事をしていると、褒めるのがとても上手で持ち上げてくれるので、自分ができるもんだと勘違いをしていろいろ出しゃばってしまう。自分は間借りしていた身分だったのに、まあよく出しゃばったこと。同時にそういう出しゃばりこそ、若いひとたちは面倒なんじゃないの?という余計な気苦労も抱えている。それがさらに態度に出て「いやいや俺なんて…」となっていくと、もうめんどくさスパイラルが倍プッシュだ。パワハラアルハラ上司と大差ない気すらしてくる。自分を育てたひとの厳しいやり方で人を育てないようにしようと思ってたのに、これじゃああんまり意味がない。中間管理職らしい生産性のない悩みは捨てて、ほめてもらったものを素直に受け取り、伝えるべきことは相手がどう思うと伝えていかないとなあ、と堂々巡りしている。

政治家やロックミュージシャン、芸能人、みたいにテレビに出るような人たちとおんなじだ。それぞれに言わなきゃいけないことがあり、言わなくていいことがあり、仕事をうまくするにはその齟齬を繋いでいかなければならないのだけど、その前に人であることがなかなかそれを上手にさせない。辞めるって言ったあとにこんなに立候補されたら総理もなんだてめーらと言っていいのでは?それを言わないほうが政治家としてはうまく回るんだろうけど。でも政治家として上手いことが、自分たちの生活を助けてくれていることに繋がっているかはちょっと実感できないので共感はまったくないが。

そういえば、前回の記事は体調を崩した際に書いたのだけど、そのときに自分が介護される姿を目の当たりにして、運動しなきゃとちゃんと思い立った日にリングフィットを始めた。今日で10日連続続けられている。慣れない運動をするとてきめんに辛いものの、毎日30分弱ひいこら続けられている。有言実行。こまめに達成感がある、コンスタントにできる、変化がつけられるの3点が飽き性にはたいへんありがたい。フィットボクシングも運動してる感があっていいのだけれど、毎回の変化が小さくて、またこれか…となってしまうのが弱点。これからまた帰りが夜遅くなってしまうので、何日続くかわからないけれど、介護されるその日までがんばりたいなあ。

ついでに繁忙期は朝早くから出勤していたので早く帰れた日には夜ご飯当番をやった。作ったことのない料理もけっこうやってみた。なんでか薄味になりがちだったのは小さじが2.5ccだと勘違いしていたことも判明した。すっとぼけ極まりないだけなのだが、その原因を取り除くにはやっぱりやってみないとわからんのだな、と当たり前のことを思う。

 

最近教えてもらったCody・Lee(李)にハマっており、ヘビロテしている。

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ちょっと癖があってでもきれいなものにハマるんだなーと我ながらわかりやすい。宮崎夏次系のマンガ、また読みたくなったなあ。