4年ごとの変遷

小学生のころから父の影響でサッカーを見ている。Jリーグが発足し、日本代表が強くなってきて、という過渡期であり、なかなかに楽しいタイミングだったのではないかと思ってはいる。

憶えてるW杯1998年~2022年までのなかで日本代表に向ける視線の変化を感じて面白かったから一言でまとめてみた。

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98年フランス…岡野のゴールで出場して喜んだ。確か翌日に四谷大塚のテストがあったけど、深夜まで見てたんだった。

02年日韓…トルシエは幼心になんだかよくわからず、たぶんこの人は変な人なんだなとは思った。

06年ドイツ…ジーコは日本のこと好きでいてくれたけど、監督としてはブラジル流でしかなく、黄金の中盤はもろくも散っていった。

10年南アフリカオシムがやってるとこ見たかったな。岡ちゃんは現実的でえらいけど、俊輔を諦めるという選択肢しかなかったのが、やっぱりつらかった。

14年ブラジル…ザッケローニがロマンを追い求めたけれど、爆死した回。ここで急速に代表戦熱が冷める。

18年ロシア…アギーレ→ハリルホジッチ→西野とむちゃくちゃ監督が代わって大混乱していた。結果は出すも、やっぱり10年や14年のころ、勝っててほしかったな、と思ってしまう。

22年カタール…森保はある程度結果を残したけれど、もう少しなんとかならなかったのかな。とも思ったりしてしまう。

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幼いころは、代表戦となると全部見ていたのだが、自分が成長するにつれ「なんでこんなままならないチームを応援せねばならないのか」という疑問から逃れられなくなっていき、特に14年のブラジルW杯は直前まで期待していたのに結果が全然でなかったことにがくっと来て、その後は日本代表の試合でも「まあいいか」と飛ばしてしまうことが増えた。JCOMでやってるJリーグを見たり、プレミアリーグのほうを優先して追いかけることが多くなった。

なんで日本人だからって日本代表を応援するの?という問いに明快に答えある人っているのだろうか。「別にいいじゃん」くらいの回答しかない(それでいいと思う)。テレビがもたらす「ライバルに負けられない」とか「プライドをかけて」とか、サッカーに直接関係ない要素にはもう辟易してしまった。

サッカー見るのは好きだけど、落ち着いてじっくり見たいから、バーみたいなところでわいわい見たいとは一切思わないし、スペインに勝ったからといってそれ以上の騒ぎ方はしていない。逆に、1点入れられてはい解散というほど点数しか見てないわけでもない。じっくりと試合を見て、何が起こったのかを考えたい。ほんとうは戦術を言語化したいんだけど、そこまでの知識がないのでまだ出来ない。

3年くらい前からプレミアリーグアーセナルをひいきにしている(abemaくんありがとう)が、代表チームとクラブチームでは練度が異なるから、代表のほうがうまくいかないことはわかっている。が、夢はいつか叶うなんてテレビじゃ悠長なこと言いながら、過酷な歴史を背負わされてる選手たちは気の毒でもあるし、がんばってもらって夢をかなえてほしいなとは思う。三苫が泣いてるの見たら泣きそうになったけど、これは思い入れというより、おじさん的な同上の涙だもん。

試合について書こうと思ったのに結果として結局ただの日記になってしまったなあ。遅くなったので寝る。